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白保海岸はウミガメ産卵地‼光にとても敏感なウミガメが産卵できなくなってしまいます。

​ 白保海岸をはじめとする石垣島の砂浜は、絶滅危惧種に指定されているウミガメの産卵地となっており、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの三種類のウミガメの産卵が確認されて日本でも非常に貴重な海岸です。
今年もたくさんのウミガメが上陸しています。

 ウミガメは本来人工的な光が届かない海岸で産卵するため、スマートフォンの画面の明かりだけでもウミガメは産卵を諦めて海に帰ってしまう繊細な生き物です。
事業者は「夜間は遮光カーテンを閉めていただくよう周知」「外灯を消したり、光の方向を変えたりする」等の対策を実施すると説明していますが、ウミガメの産卵期は4月から10月です。この観光繁忙期に、ホテルの外灯を消し、全部屋のカーテンを絶対に閉めてもらい、誰一人浜に下りない、ということが本当に可能なのでしょうか?ホテル業者がウミガメの産卵を邪魔しない努力をせず、その努力を宿泊客に委ねる。このような無責任な業者が、真剣に環境保全に取り組んていると言えるのでしょうか。

また、浜で花火をしたいという宿泊客にはどのような対応をするのか、様々な問題が考えられますが、業者側は明確な考えを示していません


白保海岸で孵化したウミガメ
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