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この村にリゾートホテルは必要ない!白保村が守り続けた史跡や建築物、自然景観など57ヵ所の「公民館指定文化財」

――「公民館指定文化財」について

 白保村の歴史は古く、史実によると慶長検地(1610年)にもさかのぼります。
1771年(明和八年)の大津波では、大きな被害を受けましたが、多くの移住者を迎え入れ、海の恵みをうまく利用しながら共に支えあって現在に至ります。
 白保村ゆらてぃく憲章推進委員会では、2007年から2008年まで白保の歴史文化について学ぶ白保学講座を開講した際に、先人方の英知と苦労を知り、その歴史や自然景観などを絶やしてはいけないと「白保村文化財リスト」を取りまとめ、文化財指定するよう提言しました。村の自治組織である公民館は、これを受けて2009年の定期総会において57の無形・有形の文化財を「白保公民館指定文化財」に指定しました。

 今回の白保でのリゾートホテル建設は、その文化財にも含まれる村の自然や景観を脅かすものです。ホテル計画地は白保公民館の指定文化財のNo.49とNo.50にそれぞれ指定されている「白保崎からトゥール川までの白保海岸の地形と植生」と「アオサンゴ群落をはじめとする白保海岸の地形・植生」の地です。これらの白保の貴重な財産が、ホテルの建設によって失われようとしています。

 またホテル計画地の周りにも沢山の文化財が存在しています。

この「海」「畑」「牧場」「丘」「川」これら全ては村の宝でもあります。この豊かな自然と景観を次世代に残したいと願うばかりです。
 

白保ホテルの計画地

​周りにはたくさんの公民館指定文化財

公民館指定文化財

​計画予定地

 

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